
身体をもっと引き締めたいけれど、ジムへ行って黙々と筋トレするのはちょっと・・・とお思いの方、プールでリラックスして泳ぎながら楽しく筋トレしてみてはいかがでしょうか。
水泳は、ランニング等と同じ有酸素運動の部類に入り、引き締め効果が見込めるスポーツです。
有酸素運動とは、継続的に比較的弱い力が筋肉にかかり続けることによって、エネルギー源として体内に蓄えられている体脂肪を燃焼します。
有酸素運動を20分以上続けることで脂肪燃焼が効果的に起こります。
さて、水泳で筋トレというと、がむしゃらに泳ぐイメージを持たれるかもしれません。
しかし、水泳は、泳ぐときに身体を動かす際の最適なパーツを意識するだけで、効率よくスイスイと泳ぐことができるスポーツなのです。
例えば、クロールを泳ぐときをイメージしてみてください。
身体全体に力を入れて泳げば、最初は、瞬発力により速く泳げるでしょう。しかし、それでは、あっという間に疲れてしまいます。
有酸素運動は、20分以上続けることが必要です。
長く泳ぎ続けるためにも、身体はリラックスした状態で泳ぎ始めましょう。
そして、クロールを泳ぐ際、腕をかくときには、腕の付け根のその先にある、大胸筋に意識を集中してみてください。
大胸筋に意識を集中して、腕をかいて泳ぐだけで、腕全体に力が入ります。
すると、腕全体に力が入るので、推進力が大変増します。リラックスして泳いでも、身体の最適なパーツに意識を向けて泳ぐだけで、推進力を増しながら、長い距離を泳ぐことが可能となるのです。
クロールだけではなく、体力を消耗するイメージのあるバタフライも同様です。
腕をかくときに、大胸筋に意識を集中してみてください。
腕全体に力が入り、さらに、バタフライは、両腕を同時にかいて泳ぎますので、一度に多くの推進力を得ることのできる泳ぎ方です。
次にバタ足ですが、バタ足をする際には、足全体に力を入れる必要はありません。
バタ足のときは、足の付け根の先にある、骨盤周辺の筋肉に意識を集中してみます。
そうすることで、柔らかいキックを生みつつも推進力の増したバタ足をすることができるのです。
このように、最適なパーツを意識しながら泳ぐことで、効率の良い泳ぎ方、効率の良い筋トレを、楽しくリラックスしながらすることができるのです。